牡蠣キッチンカーで業界貢献、宮城の起業家が美味いカキフライの先に目指すもの

高橋慶彦


MACHI LOG 東北編集長

世界の牡蠣商人が手掛ける、キッチンカー

昨年末、宮城県仙台市泉区で小さな牡蠣のキッチンカーがオープンした。揚げたてのカキフライを提供する、オイスターマニア。

この事業を立ち上げたのは、日本を世界に売る牡蠣商人、株式会社アイリンク 代表取締役 齋藤浩昭氏だ。牡蠣を通して、牡蠣に繋がる全ての人々の満足度向上を目指されている。

仙台泉にある牡蠣キッチンカー

キッチンカーがあるのは、仙台市営地下鉄「泉中央」バスプール横の駅前広場。【MAP

キッチンカーではあるが、移動はせず、毎日13時~20時まで営業している。

牡蠣は、水分が多い食材であるため、時間が経過するとカキフライの食感が悪くなる。折角なら、最も美味しい状態で食べたい。

揚げたてのカキフライを提供

オイスターマニアでは、常に揚げたてを提供し、5分ほど待てば美味しいカキフライが食べられる。

店頭での予約も可能なため、事前に時間を伝えておけば、近くのショッピングセンターで買い物をして、帰り際に揚げたてのカキフライをテイクアウトできる。

少しスパイシーなカキフライ

カキフライが苦手な方にも、美味しい牡蠣を食べて欲しいと考え、オイスターマニアでは欧米風の少しだけスパイシーなカキフライを提供している。

これが、非常に食欲をそそる。1個150円なので、何個でも食べられそうだ。

専門業者のこだわりカキフライ

オイスターマニアでは、剥きたての新鮮な牡蠣を仕入れて揚げている。牡蠣の専門業者だからこそできる品質で、臭みやえぐみの少ないカキフライを提供している。

また、牡蠣の食感や旨味を引き出すため、パン粉にもこだわり、ミリ単位で調整しているという。

□公式WEB:オイスターマニア

牡蠣の魅力を伝え、業界活性化

ITベンチャーを創業し、グリーンシートへの株式公開経験もある齋藤氏。東日本大震災以降、三陸地方と牡蠣業界への想いを更に強め、様々な活動や事業展開を行われてきた。

東日本大震災の直後、2011年3月26日に三陸の牡蠣養殖の復旧復興を支援する三陸牡蠣復興支援プロジェクトを開始。その後、三陸の牡蠣生産者とフランス式牡蠣養殖を行う株式会社和がきを設立。2012年、石巻と仙台で初めてのかき小屋を出店。
2013年、ベトナムに現地法人設立しスタンド式KAKIGOYAを出店。世界中の人が三陸へ観光に来ることを目指した三陸オイスターフェスティバルを主催。2014年、着実な三陸牡蠣の販路づくりのためのカキ小屋パートナー制度を開始。
2016年、三陸でシングルシード養殖を定着させるために三陸プレミアム牡蠣オーナー制度開始。

今回ご紹介した、牡蠣キッチンカー事業もその1つだ。

齋藤氏は、牡蠣に関連した事業を次々に展開し、消費者へ今までにない「牡蠣を食する喜び」を提供することで、牡蠣業界の活性化に貢献したいと考えている。

その結果、牡蠣を通して、牡蠣に繋がる全ての人々の満足度向上に貢献したいという想いで、今も挑戦を続けている。

齋藤氏も登壇、起業家人財育成
東北イノベーション大学


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ABOUTこの記事をかいた人

高橋慶彦

「東北の魅力を世界に伝える」を使命に活動中。MACHI LOG 東北編集長、広告代理店・東北プリントワールド株式会社 代表取締役。PR・販促支援で企業・官公庁の実績多数。