地方移住の不安を解消、若者に必要なチャンスを活かす目的意識

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秋田への移住者が増えている

少子高齢化・若者の流失が著しい秋田県では、移住定住促進に力を入れている。

2014年度まで1桁だった移住世帯数が、2015年度には58世帯(123人)に増え、2016年度(3月8日時点)では127世帯(275人)にまで増えている。2年で10倍以上の移住者が、秋田県へ集まっている。

年間平均1.3万人という人口減少の予測がある中で、まだまだ現状を打開するには至っていない。しかし、それでも移住者が増え続けている秋田には、何か魅力があるはずだ。

秋田県から受託を受け、移住者向けの情報取集を行いながら相談窓口として活動をしている、NPO法人秋田移住定住総合支援センターの齊藤聡美さんにお話を伺った。

3月11日(土)開催のイベント情報:
第2回 秋田の「くらし×しごと」交流会

地方移住希望者の不安を解消

地方移住を検討する多くの若者にとって、最初の浮かぶ疑問は「仕事はあるのか?」だろう。

齊藤さんは、秋田市のご出身。ご結婚後、子どもの成長に合わせて自らの働き方も変えていき、10年ほど前からフルタイムで、就職や移住で悩んでいる人たちの相談にのる仕事をされている。

ハローワークで職業相談員として働いた後、秋田県教育庁で女子高校生の職業相談員を勤めた。就職支援を行う会社で教育研修の講師をした経歴もあり、現在は、NPO法人秋田移住定住総合支援センターで、秋田県への移住を希望されている人たちの支援をしている。

地域と移住者のマッチング

齊藤さんはご自身の経験から、「地域のニーズと移住希望者のニーズをしっかり理解し、両者が幸せになるかたちでマッチングできるかが重要。」と伝えてくれた。

そのベースとなっているのは、以前の職場での経験だ。県外へ出ていった若者が、自分の期待とは異なる現実に打ちひしがれ、泣きながら戻ってくることも目の当たりにしたという。

「子どもたちが自分の力でしっかり考えるために、一人ひとりの話をもっと聞くべきだった。」と振り返り、地方移住を希望する若者にも同じことが言えると伝えてくれた。

>> 移住者が安心して暮らせる環境をつくる