茨城県で古民家サロン。待つことが楽しみになる場所作り

まるでトトロがいるような田園風景の中にある、小さな美容室。

待合室に人が集い、のんびり風景が楽しめるサロン。

そんな景色を作ろうと、茨城県で活動が始まっています。

小さな美容室と大きな待合室のある場所

お店のまわりは大自然に囲まれている。

「あしたのみんか」という名前で、プロジェクトを進めています。

と語るのは、関香織さん。

美容師であり、このプロジェクトの発起人です。

築年数が100年くらいたっている古民家で、低価格ではなく高品質なサロンを始めようとしています。

食やものづくりや人を通して、地域と、地域の外を繋ぐ場を作りたいんです。

色々な人が支えてくれる。茨城の魅力。

何もないということも魅力と語る関さん

関さんはもともと美容師として東京で働いていました。

仕事に打ち込みすぎた結果、体にダメージが出て、茨城に帰ってきて休んだんです。そのときに、風景の懐かしさと美しさに気付いたんです。

10ヶ月間の休養を経て、関さんの頭の中には、ひとつの構想が浮かんでいました。

自分が大好きな地域と触れ合って生きていきたいから、この風景の中でお客さんを呼ぼうと決めました。

色々やってみたいと思えてしまう不思議

「茨城の魅力は、人だと思います」という関さん。

色々な人と触れ合って、自分のやりたいことを少しずつ伝えながら、その度に、やってみようと思えるんです。ものではなくて、人こそ、隠れた資源だと思うんです。

自分たちの地域が「良いところだよ」と伝えたい

関さんの取り組みのキーワードのひとつが、「大きな待合室」です。

東京からだけお客さんを呼びたいという気持ちではないんです。

地域の方も呼びたい。だから、付き添いがないと来られない方も来れて、待っている間も楽しむ時間を送れればと考えたんです。

今回のプロジェクトは、空き家を活用したものでもあり、全国で課題となっている空き家の利活用の面からも注目されます。

都会に出てくる、帰ってくるという尺度だけではなくて、離れているけど「自分たちの地域は良いところだ」と思っている人がどれだけいるかということが大事かなと思います。

ここから、地域への愛着や誇りも発信していきたいです。

小さな美容室と大きな待合室は、来年の春にオープン予定です。

地域ビジネスの最初の一歩を学ぶ

関さんの取り組みは、茨城県の北部地域が力を入れている地域ビジネス創出の観点からも注目されています。

ビジネスプランコンペティション2016では、最優秀賞にも輝きました。

このコンテストの受賞者も登壇する「地域ビジネスの作り方講座」が、東京で開催されます。

地域資源を活かしたビジネスをどう作るのかを学べる絶好の機会となっています。

ABOUTこの記事をかいた人

オカダタクヤ

「地域の魅力を伝える」を使命に、全国各地の地域の成功事例を取材。PR不足の地域の課題を解決します。記事と連動したクラウドファンディング成功事例有り。執筆・お仕事のお問い合わせは、Facebookページからご連絡ください。