【60歳で始めるまちづくり】シャッター門前町でお母さんたちのチャレンジ

コノハナ咲かそ会 佐藤友子 6

2015年に国から地方創生が声高に叫ばれ始めてはや3年が経ちました。

地方創生といえば、ネットニュースなどでは自治体のやらされている感、似たり寄ったりの事業の着工など批判を受けている面も多いところです。

それでも地方に現に住む人はそんな事知ったこっちゃない。今の現状を打破したいと、どうにか盛り上げたいそんな思いで溢れています。

そんな地方のシャッター門前町を元気にしたいと奮闘するお母さんたちが、筆者の地元宮崎県高千穂にいらっしゃいますので、お話を聞いて来ました。

60歳からのまちづくり。天岩戸神社門前町を盛り上げたいお母さんたちの思い。

奥に天岩戸神社の鳥居が見えるが、シャッターが閉じている店舗が並ぶ。

お話を伺ったのは、高千穂町の天岩戸神社前の門前町で地域活動に取り組むお母さんたちのグループ「コノハナ咲かそう会」代表の佐藤トモ子さん(以下、トモ子さん)です。

友子さんたちの「コノハナ咲かそう会」が活動を開始したのは、2年前、地方創生というワードがホットワードになってきた頃。

そんな頃には国が先導し、町もそれに応じて動く。自治体が先導して始まった地方創生ですが、そんな動きを見て「誰かに頼りっきりではダメだ。自分たちの町は自分たちで動いて盛り上げて行かないと!」そんな思いをもち、地元のお母さんたちに声をかけて今のコノハナ咲かそう会を立ち上げたそうです。

高千穂で生まれ育って、畜産業を営んできて、農業に従事されてきた友子さんですが、「私、ずーっとお店をしたかったとよ!」 と話します。実は農業をしながらずっと自分でお店をだしてサービス、接客をすることを夢に持ちながら今まで仕事をされてきたそうです。

 

出資金は一人、5000円からのスタート

コノハナ咲かそ会 佐藤友子 4

観光客で賑わう友子さんたちのカフェスペース。

会を立ち上げた時の出資金は、一人あたり5000円。

補助金等も活用すればあるが、自分たちもリスクをちゃんと取って活動しようと手出しを少しでも出して活動を開始。

そこから活動の拠点は、天岩戸神社の目の前にあるメンバーの家の土間と軒先。

現在の主な活動はお祭りの日や季節のお祭りごとの際に軒先を借りて、通りを盛り上げお客さんに楽しんでもらうためお店を出しているそうです。

ABOUTこの記事をかいた人

佐藤 翔平

宮崎県高千穂町生まれ。公務員の傍ら、高千穂の神楽復活などに取り組む。2016年からは、高千穂町の仲間とNPO法人高千穂アカデミーを立ち上げ、情報誌と食べ物を送る「高千穂郷食べる通信」を開始