高橋慶彦


MACHI LOG 東北編集長

売れる特産品開発の3つのポイント

齋藤氏は、新富町の国産ライチが売れているポイントとして、以下の3つを挙げた。

1:東京の人たちが食べたことがない
2:宮崎県・鹿児島にしかないという希少価値性
3:輸入される冷凍物よりも圧倒的に美味しい

これを基に考えると、売れる特産品開発のポイントを次のようにまとめられる。

1:ニーズがある・マスに受ける
2:オンリーワン・ナンバーワン
3:圧倒的な商品力がある

この3つのポイントを基準に、「自分たちの地域には何があるか?」を考えると、売れる特産品が見えてくる。

イベントで想いを伝え、買い手の声を聞く

ネットを活用したマーケティングも重要だが、消費者と直に向き合うリアルな場も非常に重要だ。

新富町のこゆ地域づくり推進機構は、東京で毎月イベントを開催し、しっかりアンケートを取って、その声を地域に還元しながら改善している。

ここで重要なのが、1度イベントをやっただけで、終わりにしないことだ。

1回目のイベントはとても大変に感じるが、そこで止めてはいけない。何度も開催しながら、しっかりPDCAを回し、改善し続けることが求められる。

稼ぐ地域商社に重要な3つのこと

齋藤氏は、稼ぐ地域商社にとって重要な3つのことを伝えてくれた。

1:地域や作り手のストーリー
2:地域らしさを伝えるデザイン
3:やり続けること

まず、単にモノを売ろうとしても、簡単には売れない。モノを売る前に、地域の歴史や作り手の想いなど、特産品の背景にあるストーリーをしっかり伝え、地域を好きになってもらう必要がある。

また、それを表現する「地域らしさ」をデザインで伝えることが重要だ。どんなに洗練されていても、格好良くても、地域らしさが現れていなければ、ストーリーとマッチせず、受け手(消費者)に届かない。

そして、最も重要なことは、やり続けることだ。当然だと分かっていても、ほとんどの人がやり続けない。プロジェクトを進行する途中で様々なことが起き、理由を付けて止めてしまう。

失敗を恐れず行動を起こし、改善し続けることでしか、成果を生み出すことはできない。

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やり続ける1割になるために

「まず自分が、ワクワクしていることが大切です。 やり続けるためには、自分の中で『なぜやるのか?』を腹落ちするまで考え抜く必要があります。」と、齋藤氏は伝えてくれた。

この商品を届けることで、地域と消費者を繋げ、地域を元気にしたいと本気で思えるものでなければ、買い手には響かない。

地域愛をもって、持続可能な地域づくりを目指し、強い地域経済を実現する「稼ぐ地域商社」が今求められている。

関連リンク

地域プロデューサー 齋藤潤一氏(特定非営利活動法人 まちづくりGIFT 代表理事)


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ABOUTこの記事をかいた人

高橋慶彦

「東北の魅力を世界に伝える」を使命に活動中。MACHI LOG 東北編集長、広告代理店・東北プリントワールド株式会社 代表取締役。PR・販促支援で企業・官公庁の実績多数。