日本一のお茶の栄冠を3年連続受賞!企業を変えた1つのこと

オカダタクヤ


地域コーディネーター

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「日本一のお茶」と評されるお茶が、宮崎県にあります。京都や静岡など、お茶処として有名な地域がおいしいお茶の産地かといえば、じつはそれだけではありません。

全国茶品評会・蒸し製玉緑茶部門においてトップ評価である農林水産大臣賞を3年連続で受賞したのが、宮崎県新富町の日本茶専門店「新緑園」です。

3年連続は、前代未聞。お茶づくりの裏には、会社組織を変えた取り組みがありました。

2期連続の赤字

お茶の実演をする羽澤さん(右)

「稼ぐ農業」をキーワードに開催されている連続講座アグリビジネススクール。

今回のゲストは、宮崎県新富町の日本茶専門店「新緑園」で、生産部長を務める羽澤純吾さんです。

お茶って言う時は、くさかんむりの下で人がホッとすると書くんです。

と、うれしそうに紹介する羽澤さん。

今でこそ、日本一のお茶と評価される新緑園ですが、羽澤さんが入社した当時は、2期連続の赤字となったことから、話は始まりました。

わずか14年前の話です。毎年売上も苦しい状態が続いていました。そのときの職場では、「急須のない家が増えている」とか「ペットボトル飲料が多いから」とか、環境のせいにばかりしていたんです。

その後、赤字となったことが、ひとつの転機となります。危機感をバネに、体質改善を推進。どんぶり勘定だった業界の慣習なども刷新し、宣伝にも力を入れていったと言います。

課題を解決するために、ひとつのアクションをして、その結果新たな課題が見つかって、それを解決するためにアクションするということを積み重ねてきました。その結果少しずつ、お客さんに求められるお店づくりになっていきます。

お茶の魅力を発信する

「羽澤君、全国大会で農林水産大臣賞目指そう!」

全ては、この言葉から始まったと羽澤さんは振り返ります。少しずつお客さんと真剣に向き合いながらお茶づくりを行っているなかで、向かうべき目標ができた瞬間でした。

取り組みだした頃は、「新緑園の茶園管理は素人」「夢物語」 など批判もされました。しかし自分たちが本気で作っているお茶を、外部に評価いただくことで、品質を客観的に知ることができるのではないかと考え、進めていきました。

その過程で、ひとつの決意も生まれます。

「お茶の魅力を伝え続けていく」ということです。売れないことを環境のせいにせず、お客さんの求めるものが提供できていないからだと視点を変え、声を集めていったのだそうです。

自分たちが自信をもってつくっているだけではダメです。お客さんの言葉は真実だと考えています。まずは、徹底的に話を聞く。それを通じてお茶の品質を向上させていく。その積み重ねでやってきました。

「高い目標を掲げる」から目標に近づく

日本一のお茶を試飲しながら交流会も。

その後の新緑園の快進撃は、留まるところを知りません。

全国茶品評会・蒸し製玉緑茶部門の最高評価や、ANA国際線のファーストクラスのお茶に採用されるなど、わずか14年で、名も無き地方の日本茶専門店だった頃の面影はありません。

組織改革や、生産方法の見直しなど、様々なことに取り組んできた新緑園にとって、何が一番の要因だったのでしょうか。

精神論になってしまうかもしれませんが、高い目標を掲げるということが一番大事だったと思います。

高い目標を掲げ、そこに至るためにどうすれば良いのかを徹底的に考えて、行動していく。全ての原点となったのは、目標を立てることだったと思います。

目先の改善や、効率化ばかりにとらわれず、到達するべき目標を掲げ、それを組織が一丸となって目指す。すると、大きな力を発揮するということを、新緑園の事例は示しているでしょう。

本気の取り組みだからこそ、本気の目標を掲げること。

それが、新緑園の原動力となり、これからも高い目標に挑むことを可能にしているといえます。

次回講座は12月2日開催!

次回のアグリビジネススクールは、宮崎県にUターンし、最新テクノロジーを農業に導入し、大きな成果をあげている若手農家の方がゲストです。

これから新規就農したり、移住や地域ビジネスに興味がある方にぴったりのイベントとなっています。

詳しくは、イベントページをご覧ください。

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オカダタクヤ

地域の魅力を「つなぐ・つたえる」。全国を旅しながらローカルメディア運営、クラウドファンディング、講座セミナー等の事務局長を行ってます。執筆・お仕事のお問い合わせは、info@ande-ande.net までご連絡ください。