あなたのPRの問題点は何?放送作家から学ぶ戦略的PR講座

MACHI LOG 編集部


MACHI LOG staff

PR for 宮崎市『夢。創造』協議会事務局

“伝わる”情報発信を目指す「情報発信力UPセミナー」の第2回講座。講師は放送作家・戦略的PRコンサルタントの野呂エイシロウさんです。

「天才・たけしの元気が出るテレビ‼」で放送作家デビューしたという野呂さん。「鉄腕!DASH‼」「ズームイン‼SUPER」「24時間テレビ『愛は地球を救う』」など、おなじみの番組を担当されてきました。

放送に初めて携わったのは、小学4年生の時。「運動会の行進が大っ嫌いで、運動会に参加しない方法を真剣に考えて、放送部になったらいいと考えた」というエピソードに、会場からは笑いが起きました。「婚活」ブームの仕掛け人としてのお話など、面白いエピソードも飛び出し、ワクワクする講座のスタートです。

PRの問題点は?

「それぞれが抱えている問題を解決する」ということで、野呂さんから「何をPRしたいか?」「メディアPRに関しての問題点は?」という質問が投げかけられました。野呂さんとのやりとりの中で、さまざまなジャンルの方が受講していることが分かります。

旅行会社、航空会社、テレビ局員、野菜販売、牛乳屋、鉄砲店など、みなさんのお話も興味深いものでした。野呂さんのアドバイスの中で、たくさんのアイデアが披露されます。

ここで、2人の方へのアドバイスをご紹介します。

メディアに出る可能性を作る

リレー中継、社長インタビューに出る

地元で3代続く牛乳屋の社長さん:牛乳で作ったノンアルコールの甘酒をPRしたいと参加しました。

野呂氏
たしかに、牛乳で甘酒って聞いたことないよね。
――
全国初です。
野呂氏
全国ネットだと、リレー中継とかに出るのがいいよね。リレー中継は日本テレビが得意だよ。ほかには、NHKの新製品のコーナー。やせたりはしないの?
――
やせるのは・・・。でも栄養満点です。
野呂氏
なるほど。あと、すべての資料に必ず100年企業だって書いた方がいいですよ。雑誌やテレビで社長インタビューを見つけたら、たとえ孫正義が出た後でも「次は俺だ」と思ってプロフィールを送ってください。まず、動くことです。

はやりものをマネてみる

野菜や加工品などのお店の職員さん:お店の売り上げを伸ばしたいと参加しました。

野呂氏
フライパンで焼けば10分で料理ができるセット。忙しいけど、ちゃんとしたものが食べたいという人にウケていて、今、すごく売れています。「袋を開けて煮るだけで肉じゃがが簡単にできる」みたいなものがあると、テレビも雑誌も取材したいと思います。先を走っている会社の何がいいのかをよく見て、マネればいいんです。
あと、野菜だと近所の奥様方がターゲットだから、地元のニュース番組にどれだけ出るかを真剣に考えるといいと思います。
トマトが10種類ぐらい入ってるセットがあったら欲しいな。小さいのから大きいのまで入ったトマト尽くしはどうかな? 100円野菜セットとかとかもいいね。

プレスリリースはラブレター

たくさんのプレスリリースを見てきたという野呂さんは「リリースって面白くないよね」と言います。

担当番組には毎週、約200社のリリースがあっても、ほとんどがボツになるとか。私の会社を取材してくださいではなく、何を取材してほしいのか、誰が対応するのか、どのコーナーで取り上げてほしいのか、結果を想像しながら書くことが大切です。

「企画書1枚で1億円も儲かった会社がいくらでもある」というお話を聞くと、不思議と勇気が湧いてきます。相手に通じる、愛情を持ったプレスリリース。

どんなプレスリリースが採用されるのかというポイントは、次回、後編でご紹介します。野呂さんの著作「プレスリリースはラブレター」もチェックしてください。

必ずアクションを起こして

最後に野呂さんから叱咤激励の言葉がありました。

野呂氏
あまり講演は好きじゃないんです。なぜなら、聞いた人の9割はやらないから。聞いたら成功した気分になって、結局やらないんです。ちょっとがんばって、アクションを起こして、新聞やテレビに出てほしい。
みなさんのサービスや商品を多くの人が知らないということは、不幸なことです。知ることで幸せになる人が増える。だからこの機会に伝えてほしい。そして、大成功したら野呂から聞いたと言ってください。

みんなの胸に響く言葉でした。講座終了後は、講師の野呂さん、そして受講者同士で名刺交換。早速、アクションを起こしていたのが印象的でした。

寄稿:川越 祐子

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